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奏の杜整形外科

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スタッフブログ

インフルエンザの予防接種について💉

  • POSTED:2023.09.30

インフルエンザ予防接種の季節がやってきました。

当院でも10/2(月)より、取り扱いを開始します。

とはいえ、地域によっては罹患者が増えはじめ、学級閉鎖になったとの情報も入って来ていて、

流行の兆しが見え始めているのかな、早めに備えておいたほうがいいのかな、と感じます。

そこで、インフルエンザに関する情報について、まとめておきますので、

参考にされてください。

 

⭕️インフルエンザのワクチンを打ったら、すぐに予防効果はでますか?

→個人差はありますが、予防接種をしてから2〜3週間後に免疫効果が現れます。

ワクチン2回接種の場合においても、2回目接種後のおよそ2週間後から免疫効果が現れます。

2回目の接種は、ブースター効果により、より強くより長い期間の免疫獲得が期待されます。

 

⭕️ワクチンを打ったらいつまで効果がありますか?

→一度できた抗体の持続期間は5カ月程度と考えられています。

インフルエンザの流行期は12月から3月下旬までが主流と言われていますので、

その期間をカバーできるように予防接種の予定を立てておくと安心です。

 

⭕️今年のインフルエンザワクチンはA型とB型、どちらの予防ができますか?

→A型とB型、どちらも予防効果があります。

日本では、WHOの推奨株と国内での流行状況などから予測を行い、

毎年ワクチンの製造に適した株を選択して製造しています。

ちなみに、今年のワクチン株は以下の通りです。

A/Victoria(ビクトリア) /4897/2022(IVR-238)(H1N1)pdm09
A/Darwin(ダーウィン) /9/2021 (SAN-010)(H3N2)
B/Phuket (プーケット) /3073/2013 (山形系統)
B/Austria(オーストリア) /1359417/2021(BVR-26)(ビクトリア系統)

(国立感染症研究所HPより転記)

 

⭕注射のあと、お風呂に入らないほうがいいですか?飲酒や運動などは可能ですか?

→お風呂に入っていただいても問題ありません。

強くこすらないようにしてください。体調が悪い場合は無理をしないようにしましょう。

ワクチンの副反応が出ることがあり、過度の飲酒や運動により症状が強くなる可能性があるため、

接種後の飲酒や運動は避けたほうがよいとされています。

また、接種当日の体調を整えるためにも、接種前日の深酒も避けた方がよいでしょう。

接種後の過度の運動は避けたほうがよいですが、

一切運動をしてはいけないということではなく、

普段通りの生活についてはとくに制限しなくてもよいです。

 

⭕コロナワクチンとはどのくらいの間隔をあけたらいいですか?

→コロナワクチンは同時接種が可能なので、同日に接種していただいても大丈夫です。

ただし、コロナワクチン以外のワクチン(帯状疱疹ウイルスワクチンや肺炎球菌ワクチンなど)との

接種間隔は2週間空けてください。

 

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